2005年乙酉年のお正月(その3・完)
〜新春の大和路・飛鳥寺あたり〜

(撮影日:2005年1月2日)


お正月の二日目は主人と一緒に飛鳥散策に出かけました。
ひとくちに飛鳥と言っても範囲は広い。
今回は飛鳥寺の近くを歩くことにしました。

案内板の地図

全部入れると重くなるので少しカットしました。
石舞台や祝戸、稲淵は右上の方向になります。
〔現在地〕の手前に駐車場があり、そこに車を止めて歩きました。

 

大地のパワーを感じる飛鳥。歩いてると、それだけで元気になれるんです。(∩.∩)♪

遠くの集落の真ん中あたりに飛鳥寺があります。 今はまだ休耕地。どうってことない風景が懐かしい。

〜のどかな田園風景に心を和ませながら、やがて飛鳥寺に到着〜

申さんから酉さんへバトンタッチする干支 わが国最初の本格的寺院・飛鳥寺
鐘楼(枯れ枝は、確か柿の木だったと思うんだけど?) こういう風景の中に飛鳥寺はあります。

発掘調査の結果によると、かつては1塔3金堂形式で、その周りを伽藍が囲むという配置だったそうです。
現在は安居院(あんごいん)と呼ばれていて、境内もこじんまりとしています。
長い歴史の間にいろんな出来事があり変貌したようです。
境内を抜けて裏に出ると入鹿の首塚があり、その向こうに甘樫丘が見えます。

甘樫丘遠望:蘇我蝦夷、入鹿の邸宅が建てられたとされる所

展望台:数年前の台風の風で木が倒されて見晴らしが良くなりました。

蘇我氏の邸宅があったらしい甘樫丘。私はずっとここを、万葉人たちのデートの場所だと思っていました。
甘樫丘を舞台に、恋の歌を詠んだらロマンチックで素敵だと思う・・・。ヘ(__ヘ)☆\(^^;)そういう問題やない!
〜次に飛鳥坐(あすかにいます)神社へ行きました。〜

八十萬神社 拝   殿

    飛鳥坐神社の前の雰囲気のある民芸店。
    最近は懐石料理(要予約)も始められたそうです。

神域を区切る縄が神聖な空気を運んでるようでした。

飛鳥坐神社にも蝋梅を使った飾りがしてあり、甘い良い香りがしていました。
訪れる人は少ないようでいて、貸しきり状態になることもなく、丁度良い具合。
明日香ファンには言わずと知れたひもろぎさん。お正月も心和む飾りをされてました。
今日の散策はこれにて終了。駐車場へ戻り、稲淵経由で桜井の我が家へ帰りました。

朝風峠から稲淵へ出る途中の景色。絶景です!
車窓からの眺め。これは助手席の特権。遠くまでよ〜くみえました。(∩.∩)

 

オマケ:これは2004年大晦日の様子。飛鳥経由で買い物に出たのはいいけれど雪が降ってきました!

上と同じ朝風峠。運転してる主人が頼もしく思えました。

雪の稲淵。三脚で撮影されてるご夫婦らしい方がいました。

この時は義母も一緒だったので、すっごく怖がりました。タイヤはスタッドレスに履き替え済なので、チェーンを巻く心配
はなかったけど、見通しが悪かったので、私も前方をしっかり見ていました。そのわりには雪の風景写真多いけど。(^^;
朝風峠を越えて稲淵に出ると撮影されてる方がいました。年末の飛鳥を撮りに来たら雪景色となったのでしょう。(∩.∩)

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