左義長まつり
〜湖国の春の風物詩・国選無形民族文化財〜

(撮影日:2004年3月13日)


近江八幡に春の訪れを告げる「左義長まつり」が、13日(土)・14日(日)に行われる
というので、土曜日の昼から見に行ってきました。

JR近江八幡の駅を出ると、すぐバスが来たので乗車、ほどなく目的地に到着。
バス停に降り立ち私の目に飛び込んできたのは、各家の軒先に飾ってある赤い笹飾り。
町全体で、このお祭りを盛り上げて、楽しんでおられるのだなと思うとワクワク〜♪(^o^)丿

左 義 長 ま つ り
織田信長が安土城下で始め、自らも異粧華美な姿で躍り出たと伝えられる奇祭。
近江八幡市宮内町の日牟礼八幡宮で無病息災や五穀豊穣などを願って行われ、
白塗りに赤い長じゅばんの若い衆が、左義長を担いで町を練り歩く。

左義長は竹とワラなどで組み上げ、その中心に据え付けられる「だし」は
その年に因んだものを、黒豆、小豆、胡麻、昆布、するめ、鰹節などの食材と
約2〜3ヶ月の時間を費やして、地域の人々によって作り上げられている。

初日の13時に日牟礼八幡宮に山車が勢揃いし(13基)夕方まで町内を練り歩く。
翌日は、左義長同士の「けんか」と呼ばれる組み合わせが各地で行われ、
20時からは順次左義長への奉火が始まり、23時頃まで続く。

(ガイドブック、新聞、チラシ等を資料として作成)

 

左義長宮入り:町内から続々と左義長が集まります。

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今年の干支の申の
『雷神・風神』
「マッセ!、マッセ!」
左義長が鳥居をくぐります。
掛け声も威勢良く!
「チョウヤレ、マッセ、マッセ」

 

付近を少し歩きました。

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落ち着いた古い街並み おっと、次の左義長が到着! 「日牟礼八幡宮」の鳥居

 

鳥居を入って参道を散策

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親子ザルを見てる子供が
またかわいい!(∩.∩)
八幡山の麓に
宮入りした左義長が勢揃い。
鳥居内側から見た場合。
撮影が難しい…。ふ〜む。

2時になると花火を合図に、左義長が渡御に出発し、再び町を練り歩くらしい。
1時間弱あるけれど、渡御を見届けてから帰ることにし、境内を散策しました。

参道から入り口を入り境内へ

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カメラマンが集まってるよ。
な〜るほど、かわいいね!
舞台の向こうが本殿。
紫の布が風にひ〜らひら♪
馬の像のたてがみも
ひ〜らひら♪(^-^)

やがて2時になり、合図の花火の音。

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宮司さんを先頭に
休憩中だった左義長が
動き出しました。
翌日の新聞によると、
子ども左義長5基を含む18基が町へ繰り出したそうです。

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待ってる間に
どんどん人が増え、
いざ渡御に出発する様子を
撮ろうとしても
人の頭が目立ちます。(^^;
場所取り、忘れてた〜。

どんなお祭りなのかという予備知識もないまま、見に行きました。
赤いヒラヒラと派手な衣装、威勢の良い掛け声が印象的でした。
派手好きな信長さんにイメージがピッタリ!
天下統一を夢見て駆け回る、若い信長さんを想像していました。(∩.∩)


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