『月見だ♪案山子だ♪彼岸花♪ミニオフ』レポ・ゆめこ編

久し振りに耳成さんちのミニオフに参加しました。この日は中秋の名月で、彼岸花を見た後、
お月見を楽しもうというのが今回のテーマ。時間制限ありで参加した私は夕方までしか一緒
に歩けませんでしたが、いつもの愉快な皆さんと楽しい時間を過ごせて嬉しかったです。(^o^)丿

(撮影日:2002年9月21日)


飛鳥駅11時集合 <コース> 中尾山古墳→朝風峠→案山子ロード→ミズアオイ→
                    祝戸→西展望台→石舞台→橘寺→川原寺→甘樫丘

耳成さんは親切な方で、電車の時間も調べてくれる。朝倉10時15分〜8分の上本町行き準急
に乗ればいいらしい。時刻表を見ると10時8分〜15分の間に準急なんてないよ?後のに乗って
遅れちゃ申し訳ないし、9時55分の電車に乗った。これでいいのかなぁ?と不安に思いながらも
電車は乗り換えの八木駅に到着。“あっ、耳成さん発見!良かった。”(^o^) 後日、落ち着いて
メールを読んでみると、私は大きな勘違いをしていた。だって18分発の準急はあったモン。(^_^ゞ

八木駅で大阪線から橿原線へ乗り換えるため階段を下り、昼食の柿の葉ずしとお茶を買う。
椅子に座って、耳成さんとしゃべりながら待ってると電車が着き、ももさん到着。その電車で
橿原神宮まで行った。橿原神宮駅では30分ほど時間があったので喫茶休憩タイム。(^o^)丿
三人とも勢いよくしゃべり、あっという間に時間は過ぎた。そしてもう一度乗り換えるために
吉野行きのホームへ行き、ここで太古さんと合流。飛鳥は橿原神宮より遠いんだ。というより、
橿原線の駅じゃないんだネ。こんなだから耳成さんを頼りにしてしまう。よろしくネ!(∩.∩) 

飛鳥駅に着くとyosioさんの元気いっぱいの顔、これで飛鳥駅集合のメンバーが揃ったよ。
ikaruさんとは稲淵の案山子ロードで合流しました。

まず高松塚へと歩き出す。高松塚壁画館や高松塚古墳の横を通り過ぎ、いよいよ広場の
ナンバンギセルを探す。この間一人で散策した時のスタート地点と違うのでキョロキョロする。
さ〜て、どこだっけ?とススキの根元を、目を皿のようにして探してると、あった!あった!
この間のススキとは違うような気もするけど、ちゃんとナンバンギセルが咲いていました。

高  松  塚  周  辺

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ススキがきれいでした。
可憐なナンバンギセル いっぱい咲いてた
紅白の彼岸花が印象的

 

万葉花:おもひぐさ(なんばんぎせる) ハマウツボ科(草本類)
     すすき、ちがやなどに寄生する一年草。花期8〜9月

道の辺(へ)の尾花がしたの思草(おもひぐさ)今さらさらに何をか思はむ
                                (巻10-2270)

<歌意> 私はあなたをたよりにしているのですから、今更どうして道の辺の
      尾花の下蔭の思い草のように、何もおもいわずらうことはありません。

<作者> 不詳

この歌の題詞に「草に寄する」とあるように植物に寄せる恋心を歌ったもの。上三句は
下二句の序。下二句は尾花の姿が首をうなだれて物思いにふけっている姿によく似て
いるから。「おもひぐさ」の名はこの歌から出たもの。「おもひぐさ」は今はナンバンギセル
と呼ばれ、外にリンドウとする説もある。万葉集中、オモヒグサの歌はこの一首のみ。

(万葉花シリーズ 万葉花より抜粋)

第一目的のナンバンギセルを発見しただけなのに、はや昼食タイム。
耳成さん持参のシートを広げ、まずは乾杯と喉を潤す。ikaruさんから耳成さんの携帯に
電話が入った時、「今、中尾山古墳です」って言ってたから、ここが中尾山古墳なんだろうね。
少ししか歩いてないのに、木陰で気持よくてしばしくつろいでいたい気分。
蚊がいたのか、みんなボリボリかいていた。(私もかゆかった)

<中尾山古墳>

直径約20mの円墳を思わせる古墳であるが、調査の結果、墳丘周辺に石を三重に並べた、
他には類を見ない正八角の形をしたものであることが判明した。内部には、火葬蔵骨器を
納めていたと思われる、切石を精巧に組合わせた90cmの正立方体の横口式石槨がある。
                                    (飛鳥路全集より抜粋)

さぁ、お尻に根が生えないうちに歩き出そう!(*^^*)/

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さり気なくピンクの花が
迎えてくれました。(←左)

木の上の赤い部分が
目を引きました。花?木?
よ〜く見ると色づいた椛の
葉っぱでした。(→右)
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朝風峠を上り、振り返れば
金剛葛城山系が。柿の実が
色づいていました。(←左)

そして前方には赤い彼岸花が
棚田を彩る稲淵が。(→右)

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案山子ロードのユニークな案山子さん
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2002年の最優秀賞は
『狐の嫁入り』
私はこの『空を飛びたいな』が
お気に入りでした。
二人で虹を見る様子が
微笑ましいと思いました。

 

棚  田  の  花  た  ち
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彼岸花のレッドライン 終わりかけてたミズアオイ 稲架と彼岸花

稲淵の案山子ロードでikaruさんと合流。昨年5月に資料館であった大オフでお会いしたの
を覚えてくださってて嬉しかった。(私は言われるまで、”はじめまして”だと思ってた。(^_^ゞ)

案山子ロードから石舞台まで、景色や花の写真を撮りながら歩きました。
yosioさんと私は、ここで時間切れ。タクシーを呼んで泣く泣く帰路(飛鳥駅)へ。
他の皆さんは、今回のメインイベント・月見の宴となる甘樫丘へ向かわれました。

部分的参加でしたが、とても楽しかったです。皆さん、ありがとうございました!(^-^)

家 の 窓 か ら 見 た 夕 焼 け
minioff-higan1412.JPG (23916 バイト) この日の夕焼けは
素晴らしく美しかったです。

みんなは甘樫丘で、
この感動を味わってたはず。

私は家の窓から、
近所の屋根越しに
夕焼けを見ました。
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構図的にはこんな感じ。
でも実際の色はもっと鮮やか。

夕焼けの色だけをズームにしました。目の前にはこんな色が広がっていました。


大和路紀行       三山へ