春風に誘われてサイクリング

(撮影日:2004年2月24日)


少しずつ春の気配を感じるこの頃、久しぶりによし笛ロードをサイクリングしました。
最初は近江八幡を目指したのですが、安土を過ぎたあたりで挫けちゃった。(^^;

遠くの山は雪をかぶっているけれど、
顔に受ける風は暖かい…。自力のオープンカーだよ。

途中、大同川ではカモさんたちが
気持ち良さそうに、ぷ〜かぷか浮かんでいました。(∩.∩)

ところで私は、大同川と西の湖をごっちゃにしてよく間違えます。
さっきまで、ここは西の湖だと思っていた私。ヘ(__ヘ)☆\(^^;)地図を見なさい。
さらに自力オープンカー(自転車)を走らせると、遺跡と書いてあったので寄ってみました。

史跡 大中の湖南遺跡 だいなかのこみなみいせき

昭和39年、琵琶湖の旧内湖の一つ「大中の湖」の干拓事業がきっかけで発見
された、弥生時代中期(約2100年前)の農耕集落跡を中心とした遺跡です。 
昭和40、41年に発掘調査が実施され、約1ヘクタール規模に区画された広大な
水田跡(幅75m、長さ約90m、計八区画)、灌漑排水用と考えられる矢板で護岸
された溝跡と、この溝を渡る橋状遺構などの農耕施設や、貝塚など当時の 人々
が生活していた跡が発見されました。これらの遺構に伴い土器や木製品の遺物
が多量に出土しました。特に鍬や鋤などの木製の農耕具が多く発見されており、
中には未完成品と考えられるものもあり、農耕具の作成方法を含めて当時の
農耕形態を研究するうえで貴重な資料となっています。静岡県の「登呂遺跡」など
と同様、弥生時代の代表的な農耕集落跡として、昭和48年に史跡指定されまし
た。また弥生時代の他、縄文、奈良、平安、鎌倉の各時代の遺物も出土しており、
周辺を含めたこの地で長期間にわたり人々が生活していた と考えられます。
なお、この遺跡から出土した遺物は「滋賀県立安土城考古博物館」で集落の
復元模型と併せて、常時公開・展示されています。                  (看板より)


【大中の湖南遺跡の復元住居】

大中の湖は県下最大の琵琶湖の内湖でしたが、
戦後に農地とするために干拓されました。
そのときに縄文時代前期から鎌倉時代頃の
遺物や遺構がたくさん出土しました。
現在、県農業試験場のそばに弥生時代の竪穴住居が
復元されています。(パンフレットより)

奈良の古墳群とはまた違った古い日本に出会えました。
滋賀県へ越して来て数ヶ月、自分の住んでる町ってどんな所?
そう思ったとき、キーワードになるのが”琵琶湖”。
琵琶湖はとても魅力的な存在感のある湖です。
わが町散策は少しずつしかできませんが、
小さな発見や失敗なんかを記録していけたらいいなと思います。(^-^)
 


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