北鎌倉の思い出

10月14日体育の日に姪の運動会があり、弟夫妻が母と私をよんでくれた。
こうして大阪の母と奈良の私の二泊三日の親子旅が始まりました。
運動会の翌日、鎌倉を散策してから帰ることにしました。
するとネット仲間のmaruさんが、“良かったら案内するよ”
と言ってくださったので、お願いする事にして北鎌倉駅で待ち合わせ。
当日はお天気もよく、散策びより。日頃の行いがいいのですね〜。(∩.∩) 

優しく若々しいmaruさん(わざとらしいって?いえいえホント)の笑顔とおしゃべり、
くたびれて寺に入らず門のところで休憩してた母と姪っ子(そんなに歩いてないよ)、
古い井戸のポンプが気に入ってはしゃいでた姪っ子(maruさんにも遊んでもらいましたネ)、
朝、横須賀線が遅れてて待ち合わせ時間に間に合うかヒヤヒヤしたり、
心に残る思い出がいっぱい出来ました。楽しかった!(^o^)丿

(撮影日:2002年10月15日)


◆横須賀線・北鎌倉駅を降りると、そこはもう円覚寺の参道でした◆

臨済宗(禅宗)瑞鹿山 円覚寺 鎌倉五山第二位
瑞鹿山大円覚寺興聖禅寺(ずいろくさんだいえんがくこうしょうぜんじ)
開基は鎌倉幕府8代執権・北条時宗、開山は無学祖元(仏光国師)、創建は1282(弘安5)年。
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白鷺池を後に総門へのきざはし

見事な山門

総門をくぐりぬけ700年の彼方へ

◆円覚寺を出てすぐ向い側の東慶寺に立ち寄りました◆

臨済宗円覚寺派 松岡山 東慶寺(俗に、縁切寺、駆込寺)
開山は北条時宗夫人・覚山尼、1285(弘安8)年創建。
kitakama-toukei1405.JPG (37923 バイト) お花がきれいでした。 kitakama-toukei1401.JPG (37970 バイト)
右:酔芙蓉(スイフヨウ)→
下↓の段左から
10月桜、フジバカマ、リンドウ。
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◆鎌倉へ向かって街道を進むと葛原ヶ岡ハイキングコースの入り口です◆

臨済宗円覚寺派 金宝山 浄智寺 鎌倉五山第四位
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中国風の鐘楼門 ススキがきれいでした。
瓦の向こうの茅葺の屋根も
いいなと思いました。

景色に色を添えるホトトギス

◆横須賀線の踏切を渡って、すこし戻って小川を遡ります◆

臨済宗建長寺派 福源山 明月院(俗に、あじさい寺)
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鎌倉石のしっとりした参道
紫陽花の季節にまた訪れたいな
この丸窓の景色は新鮮でした! 涸れ山水に心も落ち着く

◆姪っ子が歩けるかなと心配しながら鎌倉へ向かって街道を歩きます◆

臨済宗 大本山 建長寺 鎌倉五山第一位
1253(建長5)年、宋から蘭渓道隆を招き北条時頼が建立。室町時代に鎌倉五山の第一位となった。
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山門から鐘楼と嵩山門を 仏殿の前にはビャクシンが 法堂から半僧坊・勝上嶽を

◆姪っ子ちゃんのたっての希望で、ほんのわずかな距離を神奈中バスで鶴岡八幡宮へ(maruさん談)◆

   鶴岡八幡宮:前九年の役の後、1063(康平6)年に源頼義が石清水八幡宮を勧請して創建。
            1180年に頼朝が現在の地に移転。

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上左から:舞殿、大銀杏、本宮

下左:太鼓橋、下右:大銀杏

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舞 殿 (まいでん)  : 静御前が「しずやしず、しずのおだまきくりかえし・・・」と
               義経への追慕の情を歌いながら舞ったという言い伝えがあるそうです。
               舞殿は1193(建久4)年2月に新築されたもので、1186(文治2)年4月に
               静御前が舞った当時その場所は若宮の回廊があったそうです。

太    鼓    橋 :昔は渡れたのに今は通行止めになってしまった。

大銀杏(おおいちょう):隠れ銀杏の別名が示すように、源実朝がこの木の陰に隠れていた
              甥の公暁(くぎょう)に暗殺されたといわれているそうです。

<今 回 の 旅 行 で 感 じ た 事>

私はひとりで生きてるのではなく、周りの多くの人たちに支えられているんだということを痛感。
母と一緒に泊りがけで出かけることは難しいけど、今回はまわりの協力があって実現しました。
姪っ子の運動会ものんびりと観戦できたし、翌日の鎌倉散策もとても楽しかった。
ひとりでは、こんな贅沢な時間を作ることも過ごす事も出来なかった。周りの方たちに感謝!(^-^)


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