信州・白馬の思い出2003A
〜黒部ダム〜

前日の夜に主人と予定を立てていた時、翌日は栂池自然園のトレッキング
にほぼ決まっていました。黒部ダムも候補にあがっていましたが、
もう一日高山植物を楽しみながら高原を歩くつもりでいました。

朝になって行き先が黒部ダム変わったのは、私が爆睡してたからなんだって。
「かなり疲れてたみたいやから、今日はあまり歩かんでもいいように黒部ダム
の観光にしようか」と主人が言ってくれました。(^^; 私、うるさかったのかな?

前日は少しでも早く出たかったので、朝食&昼食をお弁当にしてもらった
のですが、最後になるこの日は朝食を食べてから出発することにしました。
食堂へ行くと、時間に合わせて作ってくださった朝ご飯が待っていました。
美味しくって、朝から2人とも、おかわりしちゃいました。 (^o^)よく食べるネ!
お昼のお弁当も出来ていて、帰りし際には、畑でとれたお野菜をわけてくだ
さり、まるで親戚の家に泊まって帰るような、そんなほこっとした数日でした。

◆ 立山黒部アルペンルート ◆

  立山連峰は、本州の中央部に位置し、西は高山本線、東は大糸線、
  南は中央本線に囲まれた中部山岳国立公園の中核をなしている。

  3000m級の山々が連なる立山連峰を越えて、長野県大町市と富山県
  立山町を結ぶ延長100mにもおよぶ山岳観光ルート。
  アルペンルート内はマイカーの乗り入れが禁止で、トロリーバスや
  ロープウェイなどを乗り継いで移動する。

 ◆1300年前、山岳信仰の山として開山した立山は、富士山、白山と
   ともに日本三霊山のひとつ。昭和30年(1955年)に立山ケーブルが
   完成するまでは、下界から、ただひたすら歩いたそうだ。
   昭和46年(1971年)、立山黒部アルペンルート全線が開通となり
   今ではバラエティーに富んだ乗り物を乗り継いで、北アルプスと
   黒部峡谷が織り成す雄大な景色を楽しむことができる。しあわせ!

扇沢の駐車場(駐車代800円)に車を預けて黒部観光スタート!(^o^)丿
(駐車場は有料300台、無料450台、臨時700台があったらしい。)

アルペンルート信州側入口となる扇沢は、
後立山連峰の鳴沢岳(2641m)や、赤沢岳(2678m)、針ノ木岳(2821m)が
正面に立ちはだかり、いかにもアルプスの正面玄関といったムード。

【扇沢-黒部ダム-黒部湖-黒部平-大観峰-室堂-弥陀ヶ原-美女平-立山】
がアルペンルートの全容ですが、私達は<扇沢〜黒部平>間の往復です。

トロリーバス: 6.1km・所要時間 16分 片道1260円・往復2200円

kurobedamu1511.jpg (38436 バイト)

  扇沢から黒部ダムまで、平均10度、最大13度
  の急勾配の関電トンネルを走るトロリーバス。
  無軌条電車ともよばれる電機式。

  架線から送られる電気で走る無公害バスで
  途中、長野県と富山県の県境を越える。

日本で唯一というトロリーバスで、赤沢岳の真ん中を貫く針ノ木トンネルを
通り抜けると、 標高1470mに位置する黒部ダム。

ゆめこの作品:デジカメはOLYMPUS CAMEDIA C-730 UltraZoom
kurobedamu1510.jpg (34195 バイト) 黒部ダムは大きかった!

放水の水の勢いが

すごかった!
kurobedamu1512.jpg (34864 バイト)
黒部ダムの放水 水は川へと流れる

黒部ダム(1470m)→徒歩1km 約20分→黒部湖(1455m)

黒部ダム駅からダムサイトへの連絡通路がつながり、さらにダム上を
歩く道を10分ほどでダム対岸に位置する黒部湖駅があります。

雨が降ったり止んだりのお天気で、傘をさしての撮影でした。
小雨にけむる山々は美しかったのですが、大きな景観を表現するは難しい。

主人の作品:デジカメはSONY Cyber-shot DSC-F707

kurobedamu1501.jpg (40559 バイト)

kurobedamu1506.jpg (37762 バイト) kurobedamu1504.jpg (37866 バイト)

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高さ186m、長さ492mの威容は、
8年の歳月をかけ延べ1000万人の
労働力と513億円の巨費が
投じられました。

1秒10トンの観光放流は
迫力満点、すごかった!

kurobedamu1502.jpg (38010 バイト)

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黒部ケーブル(0.8km・約5分 片道840円・往復1260円)→黒部平(1828m)

黒 部 平 に 咲 い て た 花

kurobedamu1515.jpg (39804 バイト)

(右:ゆめこ撮影→)

雨上がり、露がきれいでした。

←(左;主人撮影)

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   両方、主人の撮影。

  雨が降ったり止んだり。
 主人の作品の方がきれいに
仕上がってるので、私のはボツ。

kurobedamu1514.jpg (41394 バイト)

黒部平でお花を見ながら、宿で作ってもらったお弁当を食べました。
雨はやんでいて、お花が瑞々しく輝いていました。

kurobedamu1516.jpg (30750 バイト)

大観峰へは、このロープウェイに乗ってに行きます。

私達は、この手前の黒部平で終点。(主人撮影)

この日は奈良まで帰らなきゃいけないし、温泉は諦めてたのですが、
葛温泉
の看板を見つけたので予定変更。結局、三日間温泉三昧。(^_^)v

さて、いよいよ奈良の我が家を目指して帰路につきます。

16::01 岡谷JCT. 18:06 小牧JCT.  18:12 18:36
kousoku1501.jpg (33941 バイト) kousoku1502.jpg (19446 バイト) kousoku1503.jpg (18646 バイト) kousoku1504.jpg (20427 バイト)

 中央道

名古屋方面と
東京方面の分岐

名神東名

分岐まで1km


(標識左)
名古屋高速

 小牧・犬山 
出口500m

 (標識右)
 名神
 東海北陸道
 
京都   高  山

(標識左)
名古屋高速
都心環状

(標識右)
東名阪自動車道
  四日市 亀山

 このコーナーは、私がナビをする時の参考にするため、記録として残したいと 思い、作ったものです。ひどいブレもあり、文字で補足しています。(^^;

 

<あ と が き>

8月初旬の旅行記が2ヶ月近くかかってしまいました。パンフレットやガイドブック
を調べていくうちに、白馬や立山の奥深い魅力を知り、また行きたくなりました。
2泊3日の旅で日帰り温泉に3回入浴、それぞれ趣きがあり、日本の温泉って
いいなと思いました。今回の宿泊先・ロッジ加根二さんのお風呂も広くて、気持ち
良かったです。主人は夕食の後、二日ともバタン、グー!疲れてたんだろうな。
私は宿でもお風呂に入って、旅の疲れを癒しました。帰ってから気が付いたの
ですが、カラオケもあったみたい。しまった〜!(^^;歌いたかったなぁ〜♪
行った日は新館が満室で、お部屋は旧館でしたが、翌日空いたので、新館へ
どうぞと言って下さり、お言葉に甘えました。さりげない心配りが嬉しかったです。
八方尾根トレッキングで楽しみにしていた八方池、本の写真で想像してたより
小さくって、これ本当に八方池?まだ先にあるのかな?と思ったけど本物でした。
白馬三山はガスってて、すっきりとは見えませんでした。道の駅で買って帰った本
の「花めぐり白馬」-秋の八方池の部分を読むと、“ガスのかかりやすい夏にべ
澄んだ秋空は…云々”と書いてあり、夏はガスりやすいんだと思いました。
黒部ダムはとてつもなく大きかったです!放水の水の勢いに水力の力強さを感じ
しぶきの跳ねに水の流動性の美を見たようで、感動!それを表現したかったの
ですが、なにぶん帰路の途中。時間の余裕もなく、粘れませんでした。はぁ…。
天気が悪くて、後立山も見えなくて残念でしたが、黒部平で見た雨上がりの花は
水気を充分に吸って活き活きとしていました。
めったに高速に乗らないので、高速の分岐は緊張します。地図を見ながら頭で
予想していますが、どんな風に標識が出てくるかで車線も変わるし、益々緊張。
最後の写真のコーナーは、そういう私のための覚書のようなものです。(^^;

    上高地もそうでしたが、アルペンルートもマイカー乗り入れ禁止。
    それを徹底する事によって、みんなで自然を守るんだ!
    良い事だと思います。迷惑駐車が氾濫する街中を見ると、
    “乗り入れ禁止!”と言いたくなります。(爆)


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