◆清流・飛鳥川◆

(撮影:2001年1月19日)


お正月も明けた或る日、新しく掛けかえられた勧請縄を見ようと明日香へ出かけました。
厳寒の1月、花など咲いてるはずもなく、さぞかし殺風景だろうと思ってたのですが、とんでもない!
葉を持たない木々がこんなに美しいものだとは知りませんでした。飾りのないシンプルな美―これが冬枯れ?
清流・飛鳥川のせせらぎを聞きながら、寒さも忘れて大きな自然に抱かれた思いがしました。

稲渕の飛鳥文化研究所から栢森へ

asukagawa1321.jpg (36008 バイト)

ゆったりと流れる飛鳥川

激しく流れる飛鳥川

雑草の水気が凍った飛鳥川

asukagawa1323.jpg (39930 バイト)

asukagawa1322.jpg (42729 バイト)

asukagawa1325.jpg (40981 バイト)

asukagawa1327.jpg (39976 バイト)

川の途中で、お酒、お餅、ミカンをお供えしてあるのを見かけました。
地元の方の、自然を敬う心が感じられました。

稲渕の男綱

川の神様へのお供え?

栢森の女綱

asukagawa1330.jpg (22540 バイト)

asukagawa1324.jpg (35362 バイト)

asukagawa1329.jpg (33536 バイト)

綱 掛 神 事
綱掛神事は稲渕と栢森に伝わる神事で、毎年正月11日に行われる。カンジョ掛神事ともいう。
子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などがこの道と川を通って侵入するものを押しとめ、
住人を守護するための神事といわれている。稲渕大字の神事の特徴は全体を神式で行うこと。
飛鳥川の上に「男綱」を掛け渡し、神所橋と呼ばれる橋に祭壇を設け、神職が御祓いをする。
一方、飛鳥川上流の栢森大字の神事の特徴は、全体を仏式で行うこと。福石(陰物ともいう)
と呼ばれる石の上に祭壇を設け、僧侶の法要の後、飛鳥川の上に女綱を掛け渡す。

1月最後の日、残り柿を撮ろうと明日香散策。

稲渕〜祝戸(撮影:1月31日)

asukagawa1304.jpg (50968 バイト) asukagawa1307.jpg (47485 バイト) asukagawa1308.jpg (48135 バイト)
張り切って撮るけど、うぅ〜む、下手。 柿はあきらめて菜の花。

あすかTOP


TOP 作品メニュー 掲示板