彼岸花―(石舞台・稲淵)(1)

(撮影:2000年9月18日、25日)


明日香の田圃が黄金色に輝く頃、彼岸花も咲き始め、棚田に赤く色を添えてくれます。
何度も何度も訪れました。行く度に棚田の赤い部分が増えてくるのでワクワクしました!

<石舞台周辺>石舞台は、桜の木がしっかり繁ってるので隠れて見えません。

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萩に守られて咲く彼岸花 ススキの穂も出てきました こぼれるような萩の花

 

<稲 淵> 石舞台の先、祝戸の奥へ進むと稲淵へ出ます。棚田が美しい所です。

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いつもはのんびりした空間の稲淵も、彼岸花の季節になると人や車が増えます。
悲しい事ですが、自然を傷つけて平気な人も増えました。(花を折らないで!)

 

<案山子ロード>微笑ましいな案山子さん達が棚田に登場!

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幸せそうな表情がいいなぁ! とぼけた顔が可愛い! 交わす眼差しに信頼の絆

祝戸から稲淵へ進むと、男綱がかかる勧請橋の右の方に案山子ロード、左の方に飛び石があります。

<飛び石>川の中に並べられた石。万葉集に出てくる石走(いわはし)とは、この飛び石のこと。

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   <万葉集>
     ◆明日香川 明日も渡らむ 石走の 遠き心は思ほえぬかも  (巻11・2701)
     ◆年月の いまだ経なくに 明日香川 瀬々ゆ渡しし 石走もなし(巻7・1126)

 

<稲淵の入り口の男綱>

<栢森の入り口の女綱>

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子孫繁栄と五穀豊穣を祈ると共に、悪疫などがこの道と川を通って進入するのを押しとめ
住民を守護するための神事として、毎年旧1月11日に綱掛け神事が行われます。
稲淵の男綱は神式で、栢森の女綱は仏式で行うのが特徴です。

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