淡路島・沼島バスツアー の思い出
〜国生み神話の島を訪ねた旅〜

(撮影日:2009年9月4日)


ヨーガの仲間で『気を感じるバスツアー』シリーズ、
今回は淡路島・沼島へ行ってきました。
前日の予報とは違って快晴なり〜!(^o^)/

― 明石海峡大橋が見えてくると、いよいよ淡路島です! ―

まず最初に訪れたのが自凝島神社。
<自…おのず> <凝…こる>  自凝島=おのころじま、なるほど!

自凝島神社 【御祭神】 伊弉諾命(イザナギのミコト) 伊弉冉命(イザナミのミコト)
【合 祀】 菊理媛命(キクリヒメのミコト、別名ククリヒメのミコト)
【御神徳】 健康長寿・良縁堅固・夫婦和合・安産の塩砂

参考サイト: 南あわじ市・観光レジャー情報 ぐるぐる淡路島 淡路島 国生み神話 時空の旅HP

大きな鳥居をくぐり境内へ

 

内側から見た赤い大鳥居

― 境内散策 ―

 ↑おのころ島正殿 (歩いて)→ ↑ 正殿を横から見ても美しい (歩いて)↓
 ↑石段を上っていきます  きれいに掃き清められた境内

― その後、船に乗って沼島(ぬしま)へ渡りました ―

< 沼島汽船:旅客船(しまかぜ・しまちどり)運行ダイヤはこちら >

淡路島土生港 発

沼島港 着

沼島についてまず昼食。
民宿割烹「しらさぎ」さんで鱧料理を食べました。
美味しかったです!(^o^)

その後、沼島周遊するまでの時間は自由散策。
短い時間ではありましたが、
おのころ神社〜上立神岩〜沼島八幡宮を廻りました。

山道〜石段を上っていきます。

― 合掌!心静かな時 ―

山全体が御神体

伊弉諾命・伊弉冉命

イザナギ、イザナミ二神が祀られています。
右横に行くと、天の沼矛を持つ伊弉諾命と、寄り添う伊弉冉命の像がありました。

戻る途中、カニさんに遭遇。
石と石の間の隙間に入って、出てきてくれません。
恥ずかしがりなんでしょうか。(笑)



― 次に島を横断し、上立神岩を陸地から眺めました ―

沼島を横断するように歩いて、反対側の海岸線にある上立神岩を眼下に眺めました。
真っ青な海の色、砕ける白い波、ブルースカイに白い雲。芙蓉の花もきれいでした♪

― その後、沼島八幡宮を参拝 ―

 沼 島 八 幡 宮 

豊漁の神が祀られていて
海上安全と豊漁を祈るだんじり祭りが
行われるそうです。

また裏山の林は手付かずの状態で残り
樹齢約200年のスダジイやタブノキが
生えているということです。

ここには方位盤がありました。

― そして船に乗って、沼島周遊を楽しみました ―

↓下立神岩;角度によって形が変わります

絶壁だったり、穴が開いてたり

眺め最高!

↓上立神岩;天の御柱、竜宮城の華表とも伝えられる

※パンフレットより抜粋して、上立神岩・下立神岩を簡単に。

上立神岩

高さ30mをほこる上立神岩。国生み伝説によれば、いざなぎ・いざなみ二神が
天の浮き橋から天の沼矛を指し降ろして青海原を「こをろこをろ」とかき混ぜ
矛先から滴り落ちた潮がつもって島となり、この上立神岩に降り立ったと言われています。ここから左右に分かれて島巡りをしたのですが、女性が左、男性が右を回りまして龍宮伝説の舞台と言われる平バエで落ち合いまして国づくりをしたと言われているのが国生み伝説になっております。

下立神岩

昔は上立神岩よりも高かった下立神岩。 安政元年の大地震と津波によって
真ん中から折れ、さらに昭和9年の室戸台風で現在の姿になった。

― 最後は淡路島に戻って、伊弉諾神宮へ ―

二ノ鳥居

淡路の国 一宮 伊弉諾神宮
兵庫県淡路市多賀740
------------------------【ご祭神】

伊弉諾大神 伊弉冉大神

拝殿

放生(ほうじょう)の神池(しんち)

夫婦大楠 伊勢の皇大神宮遥拝所

病気平癒や不老長寿のため
鯉や亀を放って祈願する
放生信仰の習慣がある。
故事に因んで命乞いには
快癒の報賽には長寿を願って
甲羅に名を記したを放つ。

樹齢900年、天然記念物指定
夫婦和合、縁結びの神。

二本の楠が根本で一本に
なっているご神木。

伊勢の皇大神宮(内宮)は
この地より真東の位置。

― 拝殿の奥に本殿があります ―

本殿は、御陵丘を覆うように基壇を二重に構へ、檜皮葺、三間社流造向拝付で、
棟に千木・鰹木を置き、前方の幣殿と連結して一屋根に造る。
明治12年の建立で、当初は約十間前方に建てられたが、
同15年に後背の御陵地を造成して移築された。

次いで前方に檜皮葺(現銅葺)入母屋造、
桁行五間・梁間二間の舞殿を兼ねた拝殿を建立し、
次いで表神門が建立された。 
―<伊弉諾神宮パンフレットより抜粋>―

本殿は御陵の上に造られてるようです。
そしてここから伊勢の皇大神宮は真東の位置にあるということ。
逆に言えば、天照大神を祀る皇大神宮から伊弉諾神宮は真西になるんですね。

この位置関係を知ったとき、すごい!と思いました。

伊弉諾神宮で正式参拝しました。
お神楽のとき 二人の巫女さんが舞われる姿を見ながら
静かに流れる時の中で大きなパワーを浴びてるような気がしました。

暑いくらいのお天気に恵まれ、
目いっぱい動き回り、最後に神様のご縁を感じた旅。
いい時間を過ごせたことに感謝しながら日が暮れてゆきました。

帰りに立ち寄ったサービスエリアから眺めた夕景

ここで明石焼きを買って、バスの中で食べたっけ・・・。楽しかった!(^-^)


TOP 作品メニュー 掲示板