2008年秋の大山・出雲の旅 (その3)
〜紅葉と神様に出会った旅の思い出〜

(撮影日:2008年7日/8日)


夕方まで神社巡りをした後、宿へ。
事前に夕食の時間を聞いたところ「神事のあるこの日は5時!」 ということだったので
着いて即 食事をし、出雲大社へGo!

出雲大社の駐車場に車を止め
そこから西方約1キロの所にある稲佐の浜まで歩きました。

なにぶん初めての事だったので要領もよくわかりませんでしたが、
夜の浜辺の神事は本当に厳粛な気持ちになりまた。

【神在月】 出雲大社の「神々のお集い」…平成20年は11月7日夕刻〜11月14日夕刻

一般に旧暦10月を「神無月」と言われています。
これは全国の神々が一年に一度、大国主大神が鎮座される出雲大社に集まって
人々の『しあわせ』の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がされる故事に由来。
出雲地方では神様たちが集まって来られるので「神在月」と言われているのだそうです。

 【神迎神事】…平成20年11月7日 午後7時

神々を迎える神事が稲佐の浜で行われました。

夜だし、浜辺だし、明かりは少ないし、ピントぶれぶれです。(^^;
この浜で神々をお迎えした神主さん達は御神輿を担いで出雲大社へ戻られました。
サイドを白い布で囲っておられたので、その様子は時折見えるという感じでした。

その後は夜神楽や神迎神事があったようなのですが
私達は朝からずっと動きっぱなしだったので宿へ戻って休みました。
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翌日8日の神在祭は午前9時からだったので、のんびりと朝食をとっていたら
一緒に食べてた宿の宿泊客の方達が「早く行かないと中に入れないよ」ということ。
その方達は毎年この神事に来られてるらしくて、いろいろよくご存知でした。
で慌てて食事をすませ、荷物をまとめて出発。朝7時半頃には出雲大社に到着しました。

何時に行っても参拝はできます。
ただテントの下に座って神事を迎える席数が決まっているようです。
実際の様子がよくわからないので、到着後、並んで待ちました。

神 楽 殿

昨夜の駐車場に車を止め、神楽殿から入りました。
そして国道沿いにある出雲大社の鳥居へ。
独特の厳かな雰囲気があって、やっぱりいいなと思いました。
駐車場等の位置関係を把握してなくて、順番が後先になってしまいました。(^^;

↑:出雲大社・正面 ↓:正面鳥居の前の風景

〜 正面の鳥居をくぐって参道を歩き、中へ 〜

奥の鳥居の向こうに拝殿、その後ろに本殿。

 

御仮殿において神事が行われました  出雲大社HP  平成の大遷宮について

私達は前のテントの下で神事を見ることができました。生憎の雨、テントが有難かったです。

 

修造中の国宝・本殿:堂々たる姿です。 御仮殿の後方が本殿

神事が終わった後、修造中の本殿の敷地の中へ入れて下さいました。
この敷地の中に入ったとたん、何ともいえない神々しい『気』を感じました!
門を入ると左側にお神輿が置いてあり、そのお神輿は四方の扉が開けてありました。
皆さん、その四箇所を拝んでおられたので、私たちも拝みました。

このとき、特別に心御柱も見せていただけたんですが、ジーパンでは駄目だということで断念。
スカートでもデニムの生地は駄目ということで、多くの参拝客がせっかくのチャンスを逃しました。
それはすごく残念でしたが、あの何とも言えない、純粋な『気』を感じることができただけでも幸せです。

出雲の国で神様を巡った旅、心に残る思い出がいっぱいあります。
これは、稲佐の浜で神迎え神事が行われたときにいただいた御幣。


三宝さんや氏神さんのお札と供に、我が家の神棚に祀ってあります。
出雲の旅、これにて終了〜。

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